思わず息をのむ写実性と迫力
運慶の技術を目の当たりにする幸福
勝利と福徳の神、毘沙門天戦いを勝利に導く武神として、多くの武将たちに信仰された毘沙門天。特に上杉謙信の毘沙門信仰は有名です。武神のイメージが強いのですが、もとはインド神話に登場する財宝の神・クベーラが仏教に取り入れられたもので、富を授ける福徳神としての信仰も根強く、七福神の一尊に数えられます。四天王の一尊としては「多聞天」と呼ばれ、北方を守護しており、今でも東北地方に多く作例が残されています。
イスムこだわりの造型モデルは2013年に国宝指定された「毘沙門天立像」。平安から鎌倉へと時代が変わろうとしている文治2（1186）年に、名仏師 運慶の手によって造像されたものです。躍動感あふれる姿は東国武士のたくましさを思わせ、運慶の新時代への意欲と確かな力量がうかがえる名作です。
イスムでは実物の持つ質感と量感を徹底検証して造り上げました。玉眼の輝きは6回に分けて彩色を施し、その力強い眼力を再現、黒光りする胴体と爛々と輝く眼の強い対比が強い印象を与えます。丁寧な研磨と彩色によって再現する、年月を経た漆の持つ美しい古色にこだわっています。
Bisyamon-ten (Vaisravana)
Bisyamon-ten is one of the four Heavenly Kings and is often thought of as a god of warfare. In Buddhism, he is a protector of the northern direction.
Many samurais worshipped Bisyamon-ten, particularly during war-torn eras. Particularly eye-catching is the contrast between the dark body and the strikingly bright white eyes.
運慶（Unkei／？-1223）
Ernest Fenollosa, the American art historian who made the first full inventory of Japanese artistic treasures in 1882, said: “Unkei to the Japanese is like Michelangelo to the West.”
Unkei is the most famous Buddhist sculptor in Japan. He had intimate connections with many prominent cultural figures and samurais in medieval Japan, and produced numerous outstanding pieces. His works are characterized by their dynamic and often masculine expressions, that were unlike the traditional Buddhist statues with their characteristically calm appearances.
毗沙門天
毗沙門天為四天王之一，為武神。作為佛教的守護神，守護北方。在戰亂時期，多為日本的武士所信仰。
由于其散發出暗?色光的身體與白色的眼睛形成強烈對比而相當引人註目。
運慶（Unkei／？-1223）
1882年開始第一次正式調查了日本美術的美國人東洋美術史學家Ernest Francisco Fenollosa說“運慶對於日本人的意義相當於米開朗?羅之於歐美人的意義。
”運慶與中世紀日本相當多的有財有力有文化的人以及寺廟有深交，併塑造了很多優秀的佛像，是日本最著名的佛像彫刻大師。和之前平靜的面部表情的佛像所不同，強有力的男性特徵的展現是運慶手法的特徵。
■ 対応ケース
・アクリルケースL
・ガラスケースL（受注生産）
