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静と動のパーフェクトな調和
イスムこだわりの造型塑像の持つ独特な質感を求め、実物を研究し尽くして彩色を施す。一切の妥協を許さない調色と彩色のため、一体の彩色を完成させるには350分もの時間を要す。 均整のとれた体部のラインは、1ミリの緩みも見逃さないシビアな造形によって構成され、 理知的で思慮深い表情と静謐な佇まいが上質な空間をつくり出す。
製品のモデルとなったのは天平時代の塑像(そぞう)の傑作、国宝「広目天像」を再現。通常、天部の仏は武器を手に仏敵を威嚇する勇ましい姿で表現されるが、本像は右手に筆を、左手に巻物を持つ古い時代の様式で造られた異色の存在。 すべてを見透かしているような、半眼の眼で遠くをにらみすえる鋭い視線は、今もなお多くの人々を虜にする。
広目天とは四天王の一尊として西方を護るとされる仏。持国天(東方)、増長天(南方)、多聞天(北方)とともに須弥壇(しゅみだん)の四方に配され、武将形が多い。インド神話では帝釈天の配下ともされる。
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