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光明皇后の篤き信仰を全身にまとう
豊艶かつ霊妙な十一面観音像
あらゆる困難を救う十一面観音衆生の様ざまな困難や苦しみに対応するため、あらゆる方向に顔を向ける十一面観音菩薩。日本では平安時代以降、民間信仰と結び付いて広く信仰されるようになりました。
その作例は各地に遺されているものの、国宝指定像はモデル像を含めわずか7体。一般的に右手は衆生の様ざまな願いを聞き入れる与願印を結び、左手は煩悩を消す甘露の水が入った水瓶を掲げます。
光明皇后の姿を模した檀像風彫刻の傑作モデルは平安前期の作とみられる奈良県の国宝 木造十一面観音立像。木目の美しさを生かした檀像風彫刻で、大ぶりの目鼻立ちが異国情緒を感じさせます。
仏教に深く帰依した光明皇后の姿を模したとも伝えられ、翻る天衣と踏み出した右足が、衆生を救うため前へと向かう十一面観音の慈悲深さを表しています。
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