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物静かに直立する
日本最古の四天王像
須弥山から四方を見据える守護神古代インド神話の神々が仏教に取り入れられ仏道の守護神となった四天王。日本では奈良時代に国家鎮護のため盛んに造像されました。
東方を持国天、南方を増長天、西方を広目天、そして北方を多聞天が所管し、須弥山という遠く宇宙の中心から私たちを見守ります。
我が国最古、飛鳥時代の四天王モデルは奈良県にある国宝「木造 四天王立像」。飛鳥時代(7世紀)の造像で、日本に現存する四天王彫像としては最古といわれるものです。
後世の主流である迫力に満ちた憤怒相の造型とは異なり、邪鬼の背に真っ直ぐ立ち遠くを見据える様は、静謐さの中に秘めた力を感じさせます。
およそ1400年という気の遠くなるほど長く静穏な時間を過ごしてきた四尊の姿を、破損した宝冠や経年による彩色の退色まで丁寧に再現しています。
*一部パーツは大変細かく破損しやすいためお取り扱いの際は十分ご注意ください。
*ご注文はお一人様1セットまでとさせていただきます。
*対応するアクリルケースはございません。