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極楽浄土を求める祈りのかたち
おおらかで堂々とした浄瑠璃寺本尊
人びとを極楽浄土へ導く阿弥陀如来「南無阿弥陀仏」と唱えるあらゆる人びとを極楽浄土へ迎え導くことから「来迎仏」とも呼ばれる阿弥陀如来。
平安時代後期、この阿弥陀如来のいる西方極楽浄土への往生を願う浄土信仰が広まり、経典「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」の「九品往生(くぼんおうじょう)」に基づき9体の阿弥陀如来像を祀る九体阿弥陀堂が数多く建てられましたが、現存しているのは浄瑠璃寺のみとなっています。
定朝様式を示す豪華絢爛な像モデルは浄瑠璃寺の本尊、国宝 木造阿弥陀如来坐像の中尊で、本堂(九体阿弥陀堂)内に並ぶ9体の阿弥陀像の中で一番大きな像です。
くっきりとした目、太い鼻筋、厚い唇が特徴の温雅な顔立ちは平安時代後期に盛行した定朝様式を示し、阿弥陀如来のおだやかさや慈悲深さを感じさせます。どっしりとした量感のある体躯、金色に輝く絢爛豪華を極めた姿、千仏が配された光背もディテール豊かに再現しています。
浄瑠璃寺×イスムプロジェクト文化庁等による「紡ぐプロジェクト」2020年度の文化財修理助成事業の対象として、浄瑠璃寺の本尊 国宝「木造 阿弥陀如来坐像」(九体阿弥陀)が2022年度の完了を目指して現在修復中です。これに伴い浄瑠璃寺では勧進を募っており、イスムは当製品の売り上げの一部を寄進し文化継承事業に貢献します。
■ 対応ケース
・アクリルケースS
・ガラスケースS(受注生産)