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京都 浄瑠璃寺に宿る幸福と美の女神
日本における吉祥天の代表作
あらゆる願いを叶える福徳神 吉祥天古代インド神話の富と幸運の女神が仏教に取り入れられた吉祥天。日本では平安時代、天下泰平、風雨順時、五穀成熟、兆民快楽(ちょうみんけらく)をもたらす本尊として広く信仰されました。
衆生のあらゆる願いを叶える宝珠を左手に掲げ、右手は願いを聞く与願印をつくります。若々しい体躯に美しい衣裳と装飾品をまとい、美と富の女神を体現します。
造像当時の豪奢な姿 復元極彩色仕様モデルは京都 浄瑠璃寺の重要文化財 吉祥天立像。手のひらサイズで最大限の立体感を表現するため、瓔珞などの緻密なパーツすべてを単独で造形。復元極彩色仕様は造像当時のきらびやかな姿を復元。衣裳や蓮華座を彩る繧繝彩色も存分にお楽しみいただけます。
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