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天平時代の傑作塑像
昼夜遍く世界を照らす二尊の菩薩
白く輝く癒しの二尊日光菩薩・月光菩薩として伝わる二尊ですが、本来は梵天と帝釈天として造像されたのではないかと見られています。全身を白い化粧土に覆われ、凛とした表情で合掌する姿が、静謐な中に力強い祈りの力を感じさせます。
モデルは奈良県の国宝「塑造<日光仏/月光仏>立像」で、仏教美術文化が花開いた天平時代(8世紀)に造られました。塑造の特性を活かした写実的な彫刻が特徴で、同じポージングをした二像のなかに「動」と「静」の対比が織りこまれる、「天平時代の塑像の白眉」と称されるに相応しい傑作です。
イスムこだわりの造型塑像ならではの表面の荒れた感じを持たせつつ、随所に残る彩色を一体につきおよそ6時間の丁寧な手作業で着彩し再現しています。
面部の汚しの彩色を極力抑えることで白く輝く様を強調、二尊の表情のわずかな違いまで造りこんでいます。イスムだからこそ成し得るクオリティを、どうぞお手元でお楽しみください。