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ふり向く阿弥陀の慈悲
全身にゴールドが輝く特別彩色仕様
みかえり阿弥陀とは伝説によると、律師・永観(ようかん)が阿弥陀像の周りで行道念仏をしていると、いつの間にか如来が須弥壇から下りて永観の前を歩き始めました。永観が感涙し立ち尽くすと、如来は永観を左肩越しにふり返って「永観、おそし」と告げ先を導いたといいます。
後ろをふり返るという行為は、あらゆる衆生を救う阿弥陀如来の慈悲の深さを表しています。
イスム こだわりの造型京都にある重文「木造 阿弥陀如来立像」。後ろをふり返る造型が稀有な仏像。若々しく堂々としたその顔には気品が漂い、バランスのとれた頭身や繊細な光背と相まって優美な印象を残します。
イスムでは若々しく知的で気品に溢れる顔立ちと、像全体から醸し出される穏かな雰囲気を重視して製作。総高はわずか19センチながら、透かし彫りの見事な光背を完全に再現、如来本来の輝くゴールドで全身を彩色しました。