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朱の極彩色で甦る伝説の明王
イスム こだわりの造型愛染明王の姿を記した経典の記述と現在実物に残されている彩色を基に、彩色師 篁千礼(たかむら ちひろ)が長年の仏像彩色の知識をもって造像当時の極彩色を復元。
強烈な印象を与える赤は、経験を積んだ彩色師でも鮮やかに発色させるのが難しい「最上赤口本朱」を使用。
一体ずつ丁寧な彩色で像の生き生きとした姿を甦らせる。
限定モデルを示す「2015 limited」の木製立札付属。
製品のモデルとなったのは鎌倉時代の大仏師 善円によって造立された重文「厨子入木造愛染明王坐像」。
1281(弘安四)年、2度目の元寇(弘安の役)に際し、僧・叡尊が異敵退散の祈祷を行うと、この像の持つ鏑矢が北九州の多々良浜へ飛んでいき、元の大将の胸を射抜いて蒙古軍を撃退した、という伝説が伝わる。
愛染明王とは煩悩こそが悟りへの道であると教える明王。
なんとしても煩悩を調伏せんとする強い意志(=愛)が憤怒の形相となって表れる。
宝物の溢れる宝瓶の上に咲く蓮華に乗り、頭上に悟りへの決意の固さを示す五鈷鉤をつけた獅子の冠を戴く。