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静かに物語るあどけない表情と
清らかなまなざし
イスムこだわりの造型最大の特徴である少年のような表情を精緻に造りこむ。
青とも緑ともつかない面部の色合いや、乾漆像(漆を固めて造った像)に独特の麻布の露出した欠損箇所、像頭冠の欠落やひび割れまで忠実に再現した。
製品のモデルとなったのは阿修羅と同じく、光明子がその実母の供養のために造らせた八部衆群像のうちの一体。
健康的な膨らみを帯びた頬や凹凸の力強すぎない造型がいたいけな少年を思わせる。
著しい破損と不安げに虚空を漂う眼差しが、見るものの心を捉えて離さない。
五部浄とは古代インドの神がみが仏法に帰依して守護神となった八部衆(釈迦如来の眷属)のうちの一尊。
大破しているため全容は明らかではないが、右手に剣、左手に如意宝珠を持つという。