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高野山別格本山 金剛三昧院本尊
7年重文新指定記念 再販売
様ざまな縁つなぐ朱の明王煩悩や愛欲という人間の断ち難い欲望を、悟りの心(菩提心)に変える役割を持つ愛染明王。様ざまな縁を結ぶことから、恋愛成就に限らず無病息災、戦勝といった多様なご利益を願って、鎌倉時代以降、広く信仰されるようになりました。
悟りへの固い決意を示す五鈷鉤(ごここう=五つのカギ)をつけた獅子冠を頭上に戴き、悟りの智慧が詰まった宝瓶に咲く蓮華の上に結跏趺坐する姿が特徴です。
伝運慶作、迫力の造型モデル像は高野山別格本山 金剛三昧院の本尊、愛染明王像。『金剛三昧院文書』に、文保
2(1318)年に安達時顕が北条貞時とその母の菩提を弔うために愛染明王像を造らせたと記載される、鎌倉幕府と強いつながりを持つ像です。激しい憤怒相と朱に染まった気迫に満ちた体躯で、あらゆる縁を結ぶ仏として篤く信仰されました。その歴史的・文化的価値を認められ、2025年、重要文化財の新指定を受けることが決定しました。
その厳しくも慈悲深さを感じさせる表情や、台座の緻密な装飾、持物のディテールまで丁寧に造型。圧倒的な存在感そのままにTanaCOCORO[掌]サイズに凝縮しました。