長きにわたる開発期間を経て、ついに降臨!イスムStandard 不空羂索観音
像高3mを超える堂々たる体躯と、2万数千個以上もの宝玉で彩られた宝冠。
壮麗な装飾と厳かな佇まいに圧倒される国宝 不空羂索観音立像がスタンダードサイズに!
これまでにない存在感をお届けします。
長きにわたる開発期間を経て、ついに降臨!イスムStandard 不空羂索観音
2018年11月の発売時、先行予約期間中に初回ロットがすべて完売してしまった伝説の「イスム 不空羂索観音」。
迫力ある造形と、そこに施される緻密な装飾が人気の像、再入荷いたしました。
複雑さゆえ、今回も入荷数には限りがあります。どうぞお早目にご注文ください。
長きにわたる開発期間を経て、ついに降臨!イスムStandard 不空羂索観音

苦しむ衆生を羂索で確実に救う不空羂索観音

不空羂索観音は、羂索という投げ縄を必ず持っています。この縄で迷い苦しむ衆生を「もらさず」救うことから「不空(空振りがない)」の名が付けられています。6世紀頃から信仰され始めた変化観音の一種で、天平7(735)年3月に唐から帰国した法相宗の玄?(?〜746年)によって本格的に日本へ伝わりました。

第三の目

額に第三の目を刻み、世の中の衆生を広く見渡します。三目なのは経典に「一面三目にして」、「大自在天(ヒンドゥー教最高神・シヴァ神の仏教における名称)の如し」と説かれているためで、大自在天同様、一面三目八臂の像例が一般的です。

錫杖(しゃくじょう)

僧侶が托鉢や旅に出る時に持つ上部に鉄の輪が付いた杖。地面に着くと音が鳴る智慧のシンボルで、仏の功徳を示します。

与願印

望みをかなえるとされる印で、衆生を苦しみから解放し、安らぎや慰めを与えます。

鹿皮(ろくひ)

左肩にまとう鹿皮は、子を思う母鹿のように衆生を我が子のごとく思う慈悲深さを表します。また、観音が住む補陀落山に登れるという仙人の象徴でもあります。

蓮華

穢れることのない仏の真理を表します。大海原のような俗世で溺れ苦しむ衆生を見つけると、蓮華を餌としてまき、そこにすがってきた衆生を助けます。

宝珠

イスムのモデル像の合掌手には宝珠が挟まれています。これは造像を命じた聖武天皇の、亡くした皇子を偲ぶ気持ちを表したものと言われ、「掌中の珠」は「最愛の子」を意味します。

羂索

先端に鐶や独鈷杵の半形が付いた古代インドの狩猟具です。迷い苦しむ衆生をもらすことなく救う、大きな慈悲の象徴です。
藤原氏が鎮護国家の守護本尊としたため信仰が一般化せず造像例はあまり多くありません。『不空羂索神変真言経』など関連経典に説かれる不空羂索観音のご利益は、主に無病や病気平癒を説く「二十勝利(20種の功徳)」と、安楽な臨終と仏国土への往生を説く「臨終八法(8種の福徳)」です。心身を整え、呪文(真言や陀羅尼)を唱えることで、健全な身体で病気にかからず、皆から愛され、難を受けず、飢えず、煩悩を絶ち、美人になれると説かれています。

構想12年、ついに完成したイスム渾身の造形

構想12年、ついに完成したイスム渾身の造形
仏像フィギュアの事業化を始めた2006年から、私たちにはこの不空羂索観音を作りたい、という思いがありました。しかし2万数千にも及ぶ宝玉で作られた宝冠や繊細極まる光背の造形は、当時の私たちでは作ることが叶いませんでした。

イスムを発足してからいくつものチャレンジを重ね、やっとたどり着いた究極の造形が「イスム 不空羂索観音」です。820を超えるパーツをひとつずつ手作業で組み上げて完成する圧倒的スケール。そして全体を包み込む、金箔の剥落した経年変化のやさしいカラーリング。
すべてが2018年のイスムだからこそ造り得た、渾身の作です。
長きにわたる開発期間を経て、ついに降臨!イスムStandard 不空羂索観音

 
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